PRESS OUT 825
ドラム・ビート・ドラム
京のにわか雨



演奏:宮川泰とルーパス

ドラムス:田中清司

編曲:宮川泰



1972年
テイチク・ユニオンレコード
JSP-1037


PRESSOUTシリーズ第2弾

前作と同じくA面は日本の歌謡曲、B面は外国曲の構成。
このレコードでも感じたのですが、日本の歌謡曲よりも外国曲の方がノリが良くドラムやブラスセクションの孫在が際立って聴こえます。

70年代の音楽は邦楽、洋楽共に仲良く共存していて、みんなが知ってて口ずさめる曲が多い。
音楽好き少年たちは自分は“小柳ルミ子”が良い、別の少年は“天地真理”だ!“いや、南沙織”よ。
と言いつつみんなでドーナツ盤持ち寄ってポータブルプレイヤーでレコード聴いたり。
そうやりつつも外国の曲も聴いていたりしてた。
音楽を普通に生活の中で楽しんでいた時代だと思う。
レコード聴くって今思うと結構手間なんですよね。
今の時代全てが便利になり過ぎてスピード重視で余裕が無くなっている気がします。
ここ近年はレコード盤(アナログ)の魅力に注目が集まって、新しくレコード盤が発売されることも多くなってきたようです。
中古レコード市場も活発になってます。
「・・・しながら」音楽を聴くのではなく、ステレオ、レコードプレイヤーの前に座ってレコードだけを聴く時間を持つって良いなと思います。
これってすごく贅沢な時間の過ごし方だと思うんですよね。
レコードは100年前の物も聴くことができます。
これを消滅させないように保存して、聴いて、楽しみたいと思います。




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